【NEWSIS】大手乳製品メーカー・南陽乳業創業者の孫娘で、歌手パク・ユチョンの元交際相手ファン・ハナ元被告(32)が麻薬使用容疑で再び拘束されるかどうかの岐路に立っている。
裁判所が7日に明らかにしたところによると、ソウル西部地裁のクォン・ギョンソン令状担当判事は同日午前10時30分からファン・ハナ元被告に対して麻薬類管理に関する法律違反容疑の拘束前被疑者尋問(令状実質審査)を行う。
同日午前9時54分ごろ警察に護送されて裁判所に到着したファン・ハナ元被告は「薬物使用容疑を認めるか」との質問に何も言わず、すぐに法廷に向かった。
この日は最低気温が氷点下20度という寒波に見舞われたため、ファン・ハナ元被告はダウンコートに黒のふち付き帽子、マフラーを身に着け、完全な防寒対策をしていた。特に顔は帽子とマスクでまったく見えない状態だった。
ファン・ハナ元被告は覚せい剤使用による執行猶予期間中に再び麻薬を使用した疑いが持たれている。
ファン・ハナ元被告は2015年5月から同年9月まで、ソウル・江南などで覚せい剤を3回使用、1回購入して知人に渡したとして起訴された。
また、元交際相手の歌手パク・ユチョンと共謀して2018年9月から2019年3月まで3回にわたって覚せい剤1.5グラムを購入、7回にわたって使用した容疑も持たれた。
このため、2019年11月に懲役1年、執行猶予2年の有罪判決を言い渡されて刑が確定した。現在は執行猶予期間中だ。
チョン・ミナ記者