旅先で食べた味が恋しかったら…？　韓国で味わえる海外の味

　ソーシャル・ディスタンス（社会的距離）の確保が再び強化され、外出するより家にいる時間が増えているきょうこの頃。残念な気持ちでアルバムをめくっていると、旅行先での楽しい思い出が頭に浮かんでくる。異国的な風景、一風変わったグルメが与えてくれる楽しさを思い浮かべていると、あらためて当時が懐かしくなる。当分は海外旅行に出掛けるのは難しいだろうが、海外で感じた味は韓国国内でも十分に体験することができる。

　現地の味をそのまま再現し、一時的にでも旅行先での幸福感を呼び起こしてくれる「本場の味」4種を紹介しよう。

◆口の中いっぱいに甘さが広がる「米国の味」

　チャンクとスワールが魅力的なアイスクリームブランド「ベン&ジェリーズ」は、濃厚な甘さでまさに「米国の味」のアイスクリームと言える。昨年韓国で販売されるまでは海外でしか味わえなかったが、なかなか旅行に出掛けられない今、一段と人気を集めている。

　一番人気のフレーバーの「チョコレートチップクッキードウ」から甘いバナナアイスクリームに大きなクルミが入った「チャンキーモンキー」、甘いクッキードウとブラウニーを用いた「ハーフベークド」まで、好みに合わせて選べる9品がある。

◆竜山で出会える台湾名物

　ソーシャル・ネットワーキング・サービス（SNS）を通じて注目を集めた名店が集まっている竜山アイパークモールのテイストパークは最近、台湾の名物と言われる「Rojiモンスター・アイスクリーム」が入店し、話題を呼んだ。

　同店の代表的なメニューである「モンスター・アイスクリーム」は、何そうにも重ねられた薄くソフトなモンスター型のアイスクリームに丸い目をつけ、さまざまなトッピングをのせて食べるもので、別名「モンスターかき氷」と呼ばれ、人気を集めている。

◆米国人の「ソウルフード」登場

　米国人のソウルフードと呼ばれる「マカロニ・アンド・チーズ」をパパジョーンズのピザで楽しめる。

　パパジョーンズのマカロニ・アンド・チーズ・ピザは2016年に初めて売り出された当時、1週間でピザ・メニュー全体のうち売り上げ2位を記録するなど、大人気を集めた限定メニューで、冷めやらぬ人気に後押しされ、今秋再び発売された。

◆ミントチョコ好きの人たちを刺激する味

　チョコボールで知られる Maltesersは海外でしか味わえず、韓国国内のファンが残念がっていたところ、最近韓国に正式に上陸し、ブームを巻き起こしている。

　SNSを中心にさまざまなレシピが登場し、人気を集めているチョコボールに続き、今度は甘くさわやかな味を誇る「バートン・ミントチョコ」を売り出し、またしても話題を呼んでいる。

ソ・ミヨン記者