済州道での夜間観光、「海岸エリア」が人気

 済州道では夜間観光で海岸エリアが好まれる傾向があることが分かり、これらのスポットを中心に夜間観光の活性化のための政策を推進しなければならない、という調査結果が出た。

 済州観光公社は済州道と協力し、こうした内容を収めた「済州夜間観光の活性化のための調査および研究」結果を11月18日発表した。

済州道での夜間観光、「海岸エリア」が人気

 今回の研究結果には具体的に▲道内の夜間観光の現況および実態分析▲国内・外の主要ケース分析▲道内の夜間観光推進適合地域分析▲夜間観光をめぐる観光客の認識調査▲夜間観光をめぐる住民の認識調査▲済州の夜間観光活性化戦略▲済州の夜間観光コンテンツ開発▲推進法案および波及効果推定などの内容が込められている。

 済州道の夜間観光推進適合地域分析の結果を見ると、済州北部海岸道路、済州市旧都心、西帰浦海岸エリア、西帰浦旧都心、城山日出峰エリアなど五つの地域が導き出され、このうち済州北部海岸道路と西帰浦海岸が優先事業対象地に選定された。

 特に、観光客539人、道民229人を対象に実施された夜間観光に対する認識を尋ねるアンケート調査の結果は、夜間観光推進適合地域や優先事業対象地の選定に反映された。

 観光客のうち、夜間観光適合場所および選好場所について尋ねる質問に「海辺や海岸」と回答した比率が50.8%に達し、過半数に達した。選好類型としては「景観観覧型」(61.6%)の人気が高かった。

 済州観光公社は研究結果を基に地域別のテーマコンテンツを開発し、優先事業推進地域の特化コンテンツを追加で開発して全部で31のコンテンツを短・中・長期事業に区分し、提案した。

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