11月16日、中学校の生徒たちが韓服(韓国の伝統衣装)を着て初めて登校した。
文化体育観光部(以下、省に相当)や教育部、韓国工芸デザイン文化振興院韓服振興センターが協力して推進している「韓服制服普及モデル事業」で最終的に普及が確定した16校、生徒2308人が韓服の制服を着て登校し始めた。
11月16日には鵲川中学校(全羅南道康津郡)と大昌中学校(慶尚北道醴泉郡)の生徒たちが韓服の制服を着て登校を始め、12月には3校、2021年3月には8校などの生徒たちが韓服の制服を着るようになる。
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韓服の制服は毎日着るのでたびたび洗濯しなければならないだけに、丈夫な制服用生地、汗の吸収や通風に優れた機能性生地を使用し、生徒たちが着やすく、保護者たちが管理しやすいようにした。また、生徒たちが日常生活において不便さを感じないよう、下衣の長さと上衣の身幅にゆとりを持たせている。
文化体育観光部の政策担当者は「昨年開発した韓服の制服デザイン53種に加え、今年50種を追加で開発し、生徒たちの選択肢をよりいっそう広めてきた」とした上で「来年は今年に比べ2倍以上、韓服の制服の普及校を増やすことができるものと予想される」とコメントした。
キム・ジョンア記者