【NEWSIS】KARAの元メンバー、ク・ハラさんが亡くなってから11月24日で1年たった。
ク・ハラさんは韓流第2世代を代表するKARAの人気メンバーだった。KARAは2013年に韓国の女性アーティストで初めて東京ドームでコンサートを行うなど、日本で韓流ブームをリードした。
ク・ハラさんは日本の人気歌手・安室奈美恵に似ているとされる顔立ち、明るい性格でグループのマスコットになった。華やかな顔立ち、情熱的な姿でファンの支持を受け、「天上のアイドル」として通じていた。
しかし、元恋人との法廷争いによる私生活の露出、インターネット上での悪質な書き込みなどに悩まされ、つらい日々を過ごしていた。特に、元恋人が肉体関係を結んでいる動画を公開するとして脅迫していたことが伝えられた後、いっそう苦しんでいたことから、周囲を切なくさせた。
ク・ハラさんの悲劇の後、「加害者中心的な性犯罪の量刑基準を再整備すべき」という声が高まっている。大法院(最高裁に相当)は先月、性的暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反(カメラなどを利用した撮影)および傷害などの容疑で起訴されたク・ハラさんの元恋人の上告審で懲役1年を言い渡した原審を確定させた。しかし、大法院は元恋人による違法撮影容疑は認めなかった。
一方、ク・ハラさんの死から1年たつのを前に、ファンたちは最近、ソウルの地下鉄駅に「ハラ、大好きだよ、いつも幸せにね」というメッセージが込められた追悼広告を出し、故人に哀悼の意を表している。
ほかのファンたちも、ク・ハラさんの命日にソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に「生前はとても大変だったね」とコメントを寄せ、故人を追悼。ク・ハラさんが人気を集めていた日本のファンたちも、SNSを通じて各自、故人の死をいたみ悲しんでいる。
イ・ジェフン記者