チャガルチ市場、国際市場などに出没する「宇宙海賊」たちを退治しながら参加する「釜山シティツアー」。SF映画やアニメーションに出てきそうなシーンだが、間もなく実際に「観光商品」として登場するものとみられる。釜山観光公社がツアーとゲームを合わせた「スマート観光ゲーム」商品を準備中だからだ。
このゲームは、利用者が釜山タワーに登って眺める外の風景がそのまま映し出されたタブレット画面に突然現れるロボットに似た「宇宙海賊」を銃やミサイルで退治するという内容だ。ゲーム中に出される突発クイズに正解すると、即席で釜山タワーの模型が入ったスノードームや国民観光商品券などの記念品を贈呈するイベントも実施される。
釜山観光公社は「『釜山タワー・スマート観光ゲーム』が釜山のさまざまな観光拠点をデジタル複合体験空間へとよみがえらせる出発点になるだろう。この観光ゲームを宝物探しミッションゲーム、現実+仮想空間ストーリーツアー、一人旅・ONTACT(On=オンラインで行われる、Untact=非対面)族のためのデジタル融合ツアーなどへと発展させていく方針だ」とコメントした。
パク・チュヨン記者