人出が多い場所を避け、近場への自動車旅行を計画している人が多い。
旅行予約サイト「アゴダ」のGoLocalアンケート調査によると、韓国人回答者の63%が最大3ー4時間の移動距離を好んでいることが分かり、マイカー(30%)は飛行機(56%)に続いて2番目に好まれている交通手段に選ばれた。また、韓国人回答者の38%が、好きな旅行先の類型として海辺を挙げ、自然が33%で後に続いた。
これを受け、「アゴダ」は全国の主要都市から車で4時間以内で行くことができる、秀麗な自然景観と海辺が調和をなした韓国国内の旅行先4カ所を紹介した。
◆ソウルから扶安まで
ソウル市から車でおよそ3時間のところにある全羅北道扶安郡は、西海に隣接しており、野外活動を楽しみたい人たちにピッタリの旅行先だ。辺山半島国立公園は韓国国内で唯一山と海を同時に鑑賞することができる国立公園で、本を幾重にも重ねたような彩石江の奇岩怪石や夕焼けを眺めることができる赤壁江は、欠かせない見どころの一つだ。
◆釜山から水原まで
釜山市から車で4時間のところにある京畿道水原市は、歴史を垣間見られる都市だ。国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界文化遺産に登録されている水原華城では、四つの城門を中心に18世紀の科学、建築、芸術の妙味を感じることができる。かすかに炭の香りが漂うカルビ、カリッと揚げたチキンなど、水原ならではのグルメもオススメだ。
◆大田から麟蹄まで
青々とした森で清らかな自然を感じたかったら、江原道麟蹄郡に出掛けてみてはいかがだろう。ドラマ『キングダム』のロケ地としても知られる院垈里の白樺の森は、生い茂った白樺の木々が異国的な風景をなしている。「アゴダ」はソルビーチホテル&リゾート襄陽など、麟蹄郡に隣接したホテル、アパートメント、ヴィラおよびプライベートハウスなど、さまざまな宿泊先を提供している。
◆光州から浦項まで
東海の青い海を楽しみたかったら、浦項に出掛けることをお勧めする。旅行客は手のオブジェ越しに日の出を収める独特な写真スポットとして有名な虎尾岬日の出広場を訪問することができる。浦項には九竜浦海水浴場、迎日台海水浴場など、さわやかな海辺もある。クルーズ船に乗って都会と海が調和をなした浦項の独特な風景を鑑賞する浦項運河も欠かせない見どころの一つだ。
◆新型コロナで自動車生産国ランキングに変化…韓国4位、日本は?
ソ・ミヨン記者