キム・ギドク監督が敗訴、MBC&女優相手に起こした損害賠償請求で

 【STARNEWS】キム・ギドク監督が性的虐待・セクハラ(性的嫌がらせ)などをしていたという、いわゆる「MeToo疑惑」を提起した女優とこれを報じたMBCを相手取りキム・ギドク監督が起こした損害賠償請求訴訟で、キム・ギドク監督が敗訴した。

キム・ギドク監督が敗訴、MBC&女優相手に起こした損害賠償請求で

 ニュース1が28日報じたところによると、ソウル西部地方裁判所はキム・ギドク監督が女優AさんとMBCを相手取り起こした損害賠償請求訴訟で原告の請求を棄却し、訴訟費用を原告が負担するようにという判断を下した。

 これに先立ち、時事番組『PD手帳』(MBC)は2018年3月、「巨匠の素顔」編でAさんをはじめ女優たちの証言を基にキム・ギドク監督による「MeToo疑惑」を取り上げた。これを受け、昨年3月にキム・ギドク監督がAさんとMBCが虚偽の主張を基に放送し、名誉を傷つけられたとして損害賠償請求訴訟を起こしていた。

チョン・ヒョンファ記者

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