「残高100万ウォン…」 ユチョン、性的暴行被害者に債務弁済せず

 【STARNEWS】JYJの元メンバー、ユチョンが、性的暴行の被害者Aさんに対し5000万ウォン(約460万円)を賠償せよという裁判所の決定に1年以上従っていないことが分かった。

 Aさんの代理人を務めるイ・ウニ法律事務所の関係者が16日語ったところによると、Aさんは15日、ユチョン側に対し「債務を弁済しなければ刑事告訴する」という内容証明を送ったという。

 これに先立ち、ソウル裁判所調停センターは昨年7月、ユチョンに対し損害賠償の強制調停決定を下した。これによると、ユチョンはAさんに5000万ウォンを支払わなければならず、それができなければ2019年9月1日からすべて弁済する日まで12%の延滞利息が加算されるという。そのため、ユチョンがAさんに支払うべき金額は現在、およそ5600万ウォン(約514万円)だ。

「残高100万ウォン…」 ユチョン、性的暴行被害者に債務弁済せず

 ユチョンは賠償金を支払わないまま、今年4月に監置裁判を受けた。当時、ユチョンは自身の財産について、他人名義になっている家賃の保証金3000万ウォン(約275万円)と、100万ウォン(約9万1700円)にも満たない通帳残高しかないと主張した。

 ところがAさんは、ユチョンが債務を弁済しなくて済むよう財産を隠していると主張したという。

 なお、ユチョンは2019年に薬物使用により起訴され、執行猶予付き判決を受け、芸能界引退を宣言。その後、ユチョンは今年初めに写真集を75ドル(約7900円)で販売し、海外でのファンミーティングの計画を発表するなど、芸能界復帰を予告していた。

キム・ジア記者

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