【Pickcon】ビッグヒットが15日、エンターテインメント企業としては初めてKOSPI入城を果たした。公募価格13万5000ウォンで取引開始となったビッグヒットは、初値が公募価格の2倍に上昇し、「公募株ストップ高」の隊列に名を連ねた。さらにビッグヒットは、この日だけで時価総額8兆ウォン(現在のレートで約7370億円。以下同じ)を突破し、SM(約7500億ウォン=約691億円)、JYP(約1兆2000億=約1105億円)、YG(約8000億=約737億円)の時価総額合計をはるかに上回る底力を見せつけた。
ビッグヒットに先立ち株式市場でエンタメ株を引っ張っていた韓国3大芸能プロダクションのSM、YG、JYPは、早くからKOSDAQエンタメ部門の大将として活躍していた。第1世代アイドルH.O.TからSHINHWA、東方神起、SUPER JUNIOR、少女時代に続きRed Velvet、NCTなどグローバルアイドルを育成してきたSMエンターテインメントは、2000年にKOSDAQ上場を果たした。
01年にはパク・ジニョン率いるJYPがgod、Rain(ピ)の成功でKOSDAQへ入城した。さらに、Wonder Girls、missAに続きTWICEやStray Kidsなど韓国を代表するアイドルを育ててきたJYPは、最近では韓日合同ガールズグループNiziUを送り出し、エンタメ企業としては初めて時価総額1兆ウォン(約920億円)を突破した。
YGはBIGBANGと2NE1が大きな成功を収め、11年に、期待していた証券市場へ足を踏み入れた。YGは10年にKOSDAQ上場を準備していたが、上場予備審査で未承認判定を受け、その後11年に再度KOSDAQ上場に挑戦し、成功した。
イ・ウジョン記者