【ソウル聯合ニュース】韓国の男性グループ、SHINee(シャイニー)のテミンが7日、二つのアルバムからなるサードソロアルバムの1枚目「Never Gonna Dance Again:Act 1」をリリースした。
テミンはアルバムをスリラー映画に例えながら「とても多くの愛情を注いだ」とした上で、今後リリースされる「Act 2」につながる作品だと、所属事務所を通じて語った。
ソロ歌手としてのポジションを固めてきたテミンはサードアルバムを通じて「慣れている世界」を壊し、新たな自我を探す挑戦を映画のように表現していく考えだ。「最初は特別なアルバムを作りたくて、さまざまな映画を見ながらインスピレーションを得ようとした。そうしているうちにアルバム自体を一つのストーリーがある映画のように作ればおもしろそうだと思った」と説明した。
タイトル曲の「Criminal」は緊張感あふれるリズムとテミンの官能的なボーカルがマッチし、映画的な雰囲気が強く漂う。「アルバムのコンセプトとよく合った曲だと思った」というテミンは、さまざまな意見を出して曲の完成度を高めたと説明。曲の雰囲気に合った自身のコンセプチュアルな歌唱とパフォーマンスを通じて映画のキャラクターのような姿をみせることができそうだと語った。この曲のミュージックビデオ(MV)も「映画の予告編のようにストーリーテリングがはっきりとみえるよう製作した」という。
パフォーマンスは「起承転結」を明確に表現することに重点を置いた。テミンは曲のクライマックスの部分から最後までのダンスが「印象深い」と語った。
アルバムには「Criminal」のほか、自分の中の新しい自我と向き合った瞬間を日食に例えた「Black Rose」、昔の恋人と互いに知らないふりをしてすれ違う状況を歌った「Strangers」など全9曲が収録された。