【ソウル聯合ニュース】韓国の俳優イ・ジョンジェ、ファン・ジョンミン主演のアクション映画「ただ悪より救いたまえ」(以下、原題)が、今夏の映画興行(観客動員数)ランキング1位を記録した。
韓国映画振興委員会の集計によると、同作は18日、3週間先行して公開された「新感染 ファイナル・エクスプレス」の続編「半島」の累計観客動員数(約379万2000人)を上回り、約381万1000人を記録した。
19日までの累計観客動員数は「ただ悪より救いたまえ」が約387万4000人、「半島」が約379万5000人で、今年の映画興行ランキング2位と3位を占めた。1位は1月に公開された「南山の部長たち」(475万人)。
新型コロナウイルスの感染再拡大に加え、ハリウッド映画の大作「TENET テネット」が封切りを控えており、「ただ悪より救いたまえ」が現在の勢いを維持できるかは不透明だ。
一方、「半島」は海外で相次いで公開され、興行記録を塗り替えている。
同作は19日までにアジア、北米、北欧、オーストラリア、ニュージーランドなど21カ国・地域で興行収入5000万ドル(約53億円)を突破した。秋には英国、フランス、ドイツで、来年1月には日本などでも公開される予定だ。
このほか、「鋼鉄の雨2:首脳会談」は累計観客動員数175万7000人を記録。歌手で女優のオム・ジョンファ主演のコミックアクション「オーケーマダム」は、公開8日目の19日に100万人を突破した。