【ソウル聯合ニュース】メンバーからいじめに遭っていたことを告白した韓国ガールズグループ、AOA(エーオーエー)の元メンバー、クォン・ミナが前所属事務所のFNCエンターテインメントと和解したことが、12日までに分かった。
クォン・ミナは11日、SNS(交流サイト)に「私のせいで被害を受けた全ての方、驚かれた多くの方に改めておわびする」と投稿した。また、このような事態になったことを後悔しているとし、今後こうしたことが起こらないよう反省し、しっかり治療を受けると明らかにした。
クォン・ミナは8日、AOAの一部メンバーと前所属事務所の代表に向けた文章をSNSに投稿した後、自殺を図って病院に運び込まれた。
これを受けてAOAとFNCを批判する世論が広がると、FNCは「円満な解決のために努力する」と謝罪した。
クォン・ミナは11日の投稿で、FNCの代表と会って話をしたとしながら「言葉を聞きながら真心を感じることができた」と記した。
一連のいじめ騒動は、クォン・ミナの謝罪とFNCとの和解により一段落したものとみられる。
クォン・ミナは先月、グループ在籍中にリーダーのジミンからいじめに遭ったことで数回にわたり自殺を図り、これが原因でグループを脱退することになったとSNSで告白した。波紋が広がるとジミンはグループを脱退し、芸能活動を休止した。
クォン・ミナは芸能活動を再開し、SNSで近況を報告するなど以前より明るい姿を見せていたが、先日再び自殺未遂をうかがわせる写真や文章を投稿し、心配する声が上がっていた。