暑い日が続き、背筋が凍るような「ホラー作品」が頭に浮かぶ今日このごろ。おばけ、幽霊などの素材とともに、主人公たちのときめくラブストーリーを描く「ホロマンス(ホラー+ロマンス)」が、暑さに疲れた視聴者たちのハートをキャッチする。夏の夜、視聴者たちに愛されてきた「ホロマンス」ドラマにはどんな作品があるだろうか。
2019年に放送されたドラマ『ホテル・デルーナ』(tvN)は、IU(アイユー)とヨ・ジングの共演ということで放送前から大きな関心を集めた。ホテルの支配人を引き受けたエリートホテルマン(ヨ・ジング)と気難しい社長(IU)の物語で、ファンタジー的要素に独特のラブストーリーを込め、自己最高視聴率12.0%を記録し、人気を集めた。
また、不滅の命を持つトッケビを現代的に再解釈して最高視聴率20.5%を記録し、「トッケビ・シンドローム」を巻き起こしたドラマ『トッケビー君がくれた愛しい日々ー』(tvN)も「ホロマンス」の代表作の一つに挙げられる。コン・ユ&キム・ゴウンが主人公を演じ、おぼろげで切ない恋を表現した。
2013年に放送されたソ・ジソブ&コン・ヒョジン主演のドラマ『主君の太陽』(SBS)は、躍動感あふれる幽霊の表現、主人公2人の愛らしくコミカルなロマンスで最高視聴率21.8%を記録し、人気を集めた。また、ゴーストママのチャ・ユリ(キム・テヒ)の49日間のリアル転生プロジェクトを描いたドラマ『ハイバイ(Hi Bye)、ママ!』(tvN)は、キム・テヒにとって5年ぶりのドラマ出演作で、放送前から話題を呼んだ。