『愛の不時着』『梨泰院クラス』など日本で再び韓国ドラマが人気、ファッションも話題

　日本でドラマ『愛の不時着』や『梨泰院クラス』など、韓国ドラマの人気が再び上昇している。

　『愛の不時着』『梨泰院クラス』『ザ・キング－永遠の君主』など、今年2月からグローバルOTTサービスのNetflixを通じて公開され、日本でコンテンツ人気ランキング上位をキープしている。黒柳徹子やテリー伊藤などが視聴して絶賛するなど、人気継続中だ。

　最近、日本で韓流の先頭走者と言えば『愛の不時着』だ。Netflixを通じて2月半ばに日本で公開された『愛の不時着』は、現在も「今日のTOP10リスト」で上位をキープしている。

　分断されている韓国の状況を背景に、北朝鮮の将校と韓国の財閥令嬢の危険で切ないロマンスを描くストーリーが、現地の人々のハートを刺激しているようだ。

　特に、ドラマの制作支援企業であり、主演俳優ヒョンビンを専属モデルとして起用しているコスメブランド「Mediheal」がたっぷりその恩恵を受けている。5年間にわたりヒョンビンがモデルを務めている「Mediheal」は『愛の不時着』公式制作支援企業の一つで、日本でヒョンビンの人気が「Mediheal」に対する関心と消費に結びついているという。

　特に、日本での『愛の不時着』ブームが始まった3月、「Mediheal」の日本での総売り上げはおよそ1億6300万円で、Netflix全編公開直前の2月に比べ2倍ほど増加した。また、「W.H.PブラックマスクJEX」は2月に日本で正式に発売された後、4カ月で日本のコスメ・美容総合情報サイト「@cosme」の上半期ベストコスメのシートマスク・パック部門で3位に入った。

　一方、『梨泰院クラス』の中でパク・セロイ（パク・ヘジュン）が見せたイガグリのようなヘアスタイル、ストリートファッション、チョ・イソ（キム・ダミ）のファッションスタイルなども日本のファッション誌に掲載され、注目を集めた。

　『ザ・キング－永遠の君主』は韓国国内よりも海外で人気を集め、話題を呼んだ。Netflixによると、およそ190カ国・地域を合わせて発表するNetflixのワールドチャートで『ザ・キング－永遠の君主』が9位を記録したという。

　特に、ドラマの中でキム・ゴウンが顔に塗っていたマルチバームは、アジア各国・地域で話題となり、注目のアイテムに浮上。マルチバームは、キム・ゴウンがモデルとして活動している「KAHI」の「リンクル・バウンス・マルチバーム」で、1次販売開始から2週間で完売した。

◆完璧ビジュアル誇ったヒョンビン＆ソン・イェジン＝百想芸術大賞

キム・ギョンヒ記者