【ソウル聯合ニュース】米ビルボードが、韓国の人気ガールズグループ、BLACKPINK(ブラックピンク)の成功要因について分析した記事を掲載し、注目を集めている。
ビルボードは7日(現地時間)、BLACKPINKをテーマとして取り上げたスタッフの対談記事を掲載した。
ビルボードはこの記事で、最新のメインシングルチャート「ホット100」の33位にランクインしたBLACKPINKの新曲「How You Like That」について、BLACKPINKが単独で初のトップ40入りを果たした曲だと紹介した。世界的ポップスターのレディー・ガガがBLACKPINKとコラボレーションした曲「Sour Candy」が同チャートで33位を記録している。
対談に参加したスタッフは、BLACKPINKの曲の歌詞に英語が多く、特にサビの部分は意味を持たない言葉で構成されていることに触れ、「これは韓国人でなくても歌うことができることを意味する。BLACKPINKの曲は全世界の人々に近づくために作られたようだ」と評価した。
また、BLACKPINKが音楽と才能を兼備したガールズグループだと評価する一方、力強い態度も最近の成功の大きな理由だと分析した。BLACKPINKは失恋を嘆いたり、想像の中の完璧な男性を渇望する従順でおとなしい女性たちではないと説明した。
BLACKPINKのファン「BLINK(ブリンク)」の存在も成功要因の一つに挙げられた。ソーシャルメディアの発達に伴い、ファンが組織的に動くことができる環境が整ったことでBLACKPINKは巨大かつ忠実なファン層を構築。ファンたちはBLACKPINKをサポートするために何でもするだろうとの見方を示した。
ビルボードスタッフによる対談記事では1週間の間に話題になった歌手や曲がテーマとなる。通常はビルボードのメインアルバムチャート「ビルボード200」やホット100で上位にランクインした歌手が取り上げられるため、30位台の歌手が取り上げられるのは異例。BLACKPINKがホット100でK―POPガールズグループの歴代最高位を記録したことに注目したとみられる。