博覧会はオンライン、観光地はゲームに…ニューノーマル時代のK観光

 新型コロナウイルス感染症の影響で「新たな日常(ニューノーマル)」時代を迎え、韓国観光PRのための方法も新しく変化している。オンライン上で開催する博覧会を通じて韓国観光を積極的にPRする一方、ゲームの中で観光地を再現するなど、新たな時代に合わせたPR方法も繰り広げられる。

 韓国観光公社は6月4日に発足した「ニューノーマル時代のK観光推進団」を通じ、ニューノーマル時代における海外を対象にした韓国観光マーケティングのための4大キーワード、11大事業を定めた、と6月22日発表。

博覧会はオンライン、観光地はゲームに…ニューノーマル時代のK観光

 観光公社が提示した4大キーワードは▲デジタルキャンペーン▲アンタクト(非対面)マーケティング▲K防疫の先導▲Z世代をターゲットにしたマーケティングだ。

 また、デジタルマーケティングの基盤となる消費者生産コンテンツ(UGC=User Generated Contents)の生産と拡散のための事業が含まれている。国民を対象とした韓国旅行映像コンテンツ公募展を開催し、「ローカルが紹介する本当の韓国旅行」をテーマに全国各地の隠れた名所を発掘し、海外向けPRに活用する予定だ。

 ミレニアム世代に続き、Z世代が消費市場に急速に進入している点に注目し、人気オンラインゲーム、ソーシャル・プラットフォームなどを活用したZ世代マーケティング事業にも乗り出す。

 潜在需要層である10代ー20代に人気のあるオンラインゲーム「マインクラフト」を活用した「大韓民国観光地仮装建築映像公募展」を開催し、韓国国内の観光地を中国や欧州、米国市場向けにPRする。また、アバター作成アプリ「ZEPETTO」と結び付け、韓国の観光地の地図や仮想体験なども提供する計画だ。

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