【NEWSIS】『初恋の丘』の歌手パク・ヒョンジュン(パク・チャンスン)が亡くなっていたことが分かった。享年82歳。
パク・ヒョンジュンは今月23日(韓国時間)、米国シアトルで世を去ったという。大衆音楽評論家のパク・ソンソが27日に明らかにした。
1962年に孫夕友(ソン・ソクウ)作曲『松の木通り』で正式デビューした後、代表曲の『初恋の丘』(吉屋潤〈キル・オクユン〉作曲)をはじめ『寂しいクリスマス』(ハン・ドンフン作曲)、『忘れていた気持ち』(キム・インベ作曲)、『グッバイ、ソウル』(孫夕友作曲)などのヒット曲を残した。
1980年12月にリリースした『小さな鳥』を最後に、子どもの教育のため83年シアトルに移住した。現地では近郊のレントンでレストランを営んだ。
1997年に一時韓国へ戻り、KBS『ビッグショー』に出演したこともあった。2005年に脳出血で倒れ、回復した後、最近再発したという。
遺族には夫人のイ・ウンスクさんと娘のミヨンさん、ジュウォンさんがいる。パク評論家は「故人は晩年、韓国にまた来たいと言っていたので、遺族はその遺志に基づき韓国で樹木葬の形で葬儀を挙げる計画」と語った。
イ・ジェフン記者