慶尚北道聞慶市に韓国最長区間を運行する山岳モノレールが誕生した。
聞慶市は4月27日、聞慶セジェの近くにあるタン山に「聞慶タン山観光モノレール」をオープンしたと発表。タン山モノレールは地上からタン山頂上まで往復3.6キロ区間に設置された山岳モノレールだ。区間距離は韓国で最も長い。
タン山モノレールは毎日10台ずつ無人運行される。観光客はタン山モノレールに乗って、35分で海抜865メートルのタン山頂上までたどり着ける。頂上からは白頭大幹の絶景を目にすることができる。白華山、鳥嶺山、主屹山連峰など白頭大幹110キロ区間に連なる名山を見下ろすことができ、美しい景色で有名だ。
頂上から地上の乗降場までは所要時間25分。およそ1時間で3.6キロ区間を往復することができるというわけだ。聞慶市の関係者は「急傾斜や岸壁を通る区間もあり、アトラクションのようにスリルを満喫することができる」と語った。