「プレミアム・ホテルかき氷の元祖」こと済州新羅ホテルが今年収穫されたアップルマンゴーを使った「済州産アップルマンゴーかき氷」を売り出す。
済州新羅ホテルは4月1日、ホテルのラウンジでアップルマンゴーかき氷の販売を開始すると発表した。今年で販売13年目となるアップルマンゴーかき氷は、毎年春から夏にかけて爆発的な人気を集め、「かき氷のプレミアム化」と「地域の農家との相生」という二兎を得たと評価されている新羅ホテルの代表的商品だ。
今年のアップルマンゴーかき氷は、真鍮製の器に長めにカットしたアップルマンゴー1.5個にマンゴーピューレ、シャーベット、手作りのあんこ、雪の花氷などが調和をなす。価格は5万7000ウォン(約5089円)。アップルマンゴーは夏に旬を迎えることから、5月以降、価格がやや下がる見込みだ。
今年新型コロナウイルス感染症の拡大により旅行需要が低下し、ソウルや済州の特級ホテルでは宿泊客が減っているが、新型コロナウイルス感染症の収束に向けた努力、アップルマンゴーかき氷の発売によって、必ずしも宿泊しなくても、かき氷を食べるためホテルを訪れる客が増えるのではないかとみられている。