「狂ってますよ、かなり」 日本の新型コロナ対策にGACKTが物申す

「狂ってますよ、かなり」 日本の新型コロナ対策にGACKTが物申す

 【STARNEWS】日本の歌手GACKTが9日、テレビ番組『直撃! シンソウ坂上』(フジテレビ系)に出演し、日本国民は新型コロナウイルス感染拡大に対し危機感を持つべきだと主張した。

 現在、GACKTはマレーシア・クアラルンプールにおり、この日はテレビ電話を使って出演した。マレーシアでは新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、4週間にわたり活動制限令が発令されている。なおマレーシア政府は、本来今月14日まで予定していた適用期間を28日まで2週間延長すると発表した。

 GACKTは「マレーシアは事実上の国境封鎖となっている」と口を開いた。さらに「必需品を買いに行く場合は家の代表者が1人で行く」「スーパーや薬局では一度に入店する人数を制限される」「軍隊が道路封鎖を取り仕切り、違反者には警告、もしくは逮捕も辞さない」と説明。

 GACKTは日本の現状について聞かれ、「言葉を選ばずに言っていいのであれば」と前置きし、「狂ってますよ、かなり」と発言。そして「危機感が足りない」「世界では、すでに抑えが利かない状態になっている国がたくさんある。このままいくと(日本も)そうなるぞというのは誰の目から見ても分かる」と主張した。

 GACKTはまた、いわゆる「コロナ疎開」について「イタリアはそれで感染が異常拡大した」とした上で「すでに前例が出てるのにそれと同じことをやるのか。何を学習しているんだって話じゃないですか」と憤慨した。

イ・ジェウン記者

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