新型コロナウイルス感染拡大の影響で全国で花見イベントが相次ぎ中止となっている。花見には行けないが、写真だけでも春の白い花を眺めながら、春の訪れを感じてみてはいかがだろう。
山林庁国立山林科学院はソウル市東大門区にある洪陵の森(洪陵樹木園)で今月開花する白い花が魅力的な植物3種を紹介した。ウチワノキ、梅、白いツツジで、ソウル地域を基準に3月中旬・下旬から4月中旬にかけて白い花を咲かせる。
◆梅
梅の花が咲く時期が早いことから「早梅」、寒いときに咲くから「冬梅」、雪の中で咲くから「雪中梅」と呼ばれている。
◆ウチワノキ
忠清北道鎮川郡で初めて採集され、命名された韓国の特産植物で、希少植物にも指定されている。実の形が丸いうちわに似ていることからウチワノキと呼ばれている。
◆白いツツジ
ツツジの変異種で、白い花が咲く。1970年代には自生する群落地があったが、分別なく採取する人たちのせいで群落地が消えつつある。
ソ・ミヨン記者