東方神起チャンミン デビュー17年で初ソロ盤「ファンに感謝」

東方神起チャンミン デビュー17年で初ソロ盤「ファンに感謝」

【ソウル聯合ニュース】デビュー17年で初のソロミニアルバム「Chocolate」をリリースする韓国の人気デュオ、東方神起のチャンミンが6日、所属事務所のSMエンタテインメントを通じて一問一答を公開した。

 ソロデビューまでに時間がかかった理由について、チャンミンは「あるがままの自分を舞台の上で楽にお見せできる年になるのを待っていたが、17年という決して短くない時間がかかった」とし、「どういう音楽をするべきだ、どういうパフォーマンスを見せるべきだというプレッシャーから逃れ、ようやく自分自身を作っていける時期が17年(という時間)だったのではないかと思う」と語った。

 2004年にシングル「HUG」でデビューした東方神起は、「カシオペア」と呼ばれる根強いファン層に支えられ、韓国アイドルグループとして初めてアルバムの累計販売枚数が1000万枚を超えるなどスター街道をひた走ってきた。

 デビュー時は5人組だったが、ユチョン、ジュンス、ジェジュンはグループを脱退し、10年からJYJとして活動している。

 16歳でデビューしたチャンミンはいつしか32歳の青年になり、これまでに重ねてきたキャリアのおかげで余裕を持ってソロアルバムを出せるようになったと話す。

 デュオとして活動を共にするユンホも、チャンミンのソロデビューを応援している。一緒に音楽活動をする同僚であり、友人として17年間という歳月を過ごした2人は、互いに視線だけで会話できる間柄になったという。

 「ミュージックビデオ(MV)の撮影現場に、ユンホがスタッフの分までアイスクリームケーキを買ってきてくれました。『チャンミンのMVを格好良く作ってください』と頼む意味だったと思いますが、特に話もせずに遠くから見守って帰っていきました。その姿が本当にありがたかったです」

 今回のソロアルバム「Chocolate」には、同名のタイトル曲をはじめとする6曲が収録されている。

 タイトル曲はポップダンスジャンルで、チャンミンが自ら作詞に参加した。

 「『Chocolate』は『欲望』が感じられる単語だと考えました。デザートは必要不可欠なものではありませんが、そばにあると思わず食べてしまう中毒的なイメージがあります。そのように、気に入った異性に会いたいという心をチョコレートという素材になぞらえてみたいと思って作りました」

 別の収録曲「Lie」は、女性歌手のチョンハがフィーチャリング参加して話題を呼んだ。チャンミンは「残念なことにレコーディングでは直接会えませんでしたが、曲にチョンハの魅力を余すことなく溶け込ませてくれて感謝しています」と伝えた。

 チャンミンはまた、長い間待ってくれたファンに対する感謝の言葉も忘れなかった。

 「このアルバムをカシオペアにささげるアルバムだと思って楽しんでもらえたらうれしいです。17年という時間は決して短い時間ではないのに、いつもじっと待って応援してくださることに心から感謝し、その大きな愛に応えられるように僕もこれからもっと一生懸命活動します」

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