大田市を訪れる観光客が最も多く訪れている場所は老舗ベーカリー「聖心堂」だということが分かった。
大田市が3月26日発表した「2019年大田観光実態調査および発展方向研究結果」と題する資料によると、観光客が最も多く訪れた場所は聖心堂、ウヌンジョンイ通り、ハンバッ樹木園などの順だという。一方、人気のグルメは聖心堂のパン、カルグクス(韓国式うどん)、豆腐トゥルチギ(豚肉、 野菜、キムチなどの炒め煮)の順だった。
また、大田は宿泊旅行よりも日帰り旅行で訪れる人が多く、旅行形態は個人旅行(92.8%)が大半を占めた。
旅行の主な目的な余暇や慰楽・休暇の比重が58.9%で最も高く、友人や親せき訪問(19.4%)、食道楽(6%)などの順で続いた。個人旅行者が大田を旅行しながら支出した費用の平均額は8万ウォン(約7200円)で、このうち食・飲料費(25.3%)の支出が最も多いと分析された。
研究結果は市のホームページ「大田観光」メニューで閲覧することができる。市は毎年この研究を実施する予定だという。
大田市のハン・ソンヒ文化体育観光局長は「研究を通じて得られた大田観光情報を活用して現実に合った政策を樹立し、観光客1000万人時代を切り開きたい」とコメントした。