【STARNEWS】ポーランド国家代表出身のゴールキーパー、ヤクブ・スウォビィク(28、ベガルタ仙台)が、自分のプレーしている日本の国民はコロナウイルス感染症(コロナ19)に落ち着いて対応している、と驚きを示した。
スウォビィクは26日(韓国時間)、ポーランドのスポーツメディア「Przegląd Sportowy」のインタビューで「日本はコロナに対するパニックとは遠く隔たっている。人々は信じられないほど落ち着いていて、恐慌の兆しもない。僕が住んでる地域では、確定患者はわずか1人」と語った。
記事によると、スウォビィクが所属するベガルタ仙台は現在、徹底した管理の下で練習を続けている。スウォビィクは「選手の日課はチームの医療陣と会うことで始まる。毎日、選手と家族の体温を測定する。もし37.5度を超える場合は、すぐにチームに報告される」と説明した。
日本の人々も買いだめをするのか、という質問に対して、スウォビィクは「ティッシュや消毒剤が足りなかったことはあるが、一時的だった。日本人には、必要なものを必要な分しか持っていかないという考え方がある。地震や台風による危険に慣れているかららしい。流通期限が長い食品のようなものはいつも準備している。生存を最優先する日が来るかもしれないという考えを持っている」と答え、自分が見てきたことを直接説明した。
ポーランド国家代表チーム所属として1試合出場した記録があるスウォビィクは、2019年のシーズン前に日本の舞台に登場した。同シーズンは15試合に出て、今年は日本で迎える2度目のシーズンの準備をしている。
パク・スジン記者