【STARNEWS】ガールズグループKARA出身の故ク・ハラの実兄、ク・ホインさんが、「ク・ハラ法」の立法請願を自ら要請した。
クさんは19日、写真共有ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「インスタグラム」を通して、幼いころの写真やク・ハラを撮った写真を公開すると共に長文のコメントを掲載した。
これに先立ちクさんは18日、「ク・ハラ法」の立法を求める制定請願を表明。さらに今月3日には、自らの実母を相手取り、光州家裁に相続財産分割審判請求訴訟を起こした。
クさんはコメントで、まず「これまで妹ハラを愛してくださり、最後の旅に同行してくださった全ての知人、ファンの方々に本当に感謝しています。ハラが私たちの元を去ってから、4カ月という時間が経ちました。私を見ると抱きついてきた妹の姿が、まだ忘れられません」とつづった。
続いて「私たち兄妹を捨てた実母との相続問題でつらい時間を過ごしています。あまりに恋しく、会いたくてたまらない妹を追悼すべきこの時期に、こんな問題が起こったという事実が、私たち家族をさらにつらい目に遭わせています」「私の妹の死が無駄にならないように、私たち家族のようにこうした事件で苦しめられる家庭がこれ以上発生しないことを願う気持ちで、『ク・ハラ法』制定のための立法請願を起こしました」と明かすクさん。
さらにクさんは、「『ク・ハラ』という名前が私たちの社会をより正しく、望ましいものに変える名として残ってくれればという願いを込めて、この書き込みを残します。お一人お一人の同意が集まって、私たちの社会をより健康で望ましいものに変える起爆剤になることを切に希望します」と付け加えた。
「ク・ハラ法」とは、家族を殺害したり遺言状を偽造したりするなど限定的なケースにのみ相続欠格事由を認めている現行の民法に、「直系尊属または直系卑属に対する保護・扶養義務を著しく怠った者」という条項を追加するものだ。
ユン・サングン記者