栄山江川辺道路34キロ区間開通、観光に便利なドライブコースに

栄山江川辺道路34キロ区間開通、観光に便利なドライブコースに

 全羅南道は3月10日、「栄山江川辺道路」34キロを11日午前9時から全面開通すると発表した。

 栄山江川辺道路は全長51.9キロのうち羅州・栄山から務安・夢難まで34キロの区間を対象に開通する。全羅南道はこれまで2051億ウォン(約200億円)を投じ、8年6カ月かけて完工した。

 未開通区間のうち務安・夢難から一老までの区間4.7キロは400億ウォン(約40億円)を投じて今年7月に開通し、南岳までの13.2キロは来年の着工を目標に、現在設計中だ。全羅南道は今回の道路開通により、羅州から務安までの交通インフラを整えることで、周辺の観光需要を創出して住民の所得アップに大きく寄与し、サイクリング、マラソンコース、歴史紀行など、観光・レジャー・スポーツ道路として活用できるものとみている。これとともに、街路樹林道や展望台、休憩所も整備し、世界的な名品ドライブコースに育成する方針だ。

 チョン・ドンホ全羅南道建設交通局長は「栄山江川辺道路の開通により、古代文化遺跡や観光資源へのアクセスがよくなり、交通インフラが改善され、地域経済の活性化に寄与できるだろう。今後、すべての区間を地方道へと昇格させ、名品道路になれるよう管理していく」とコメントした。

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