【ソウル聯合ニュース】韓国の人気グループBTS(防弾少年団)が21日午後6時、ニューアルバム「MAP OF THE SOUL:7」を世界同時リリースした。
今回のアルバムは「自分探し」をテーマにした「MAP OF THE SOUL」シリーズの2作目。デビューから7年で世界的なスターに成長したBTSのメンバー7人がプレッシャーや恐怖を乗り越え、うちに秘めた苦しみを直視してきた内容が盛り込まれた。
所属事務所のビッグヒットエンターテインメントは「BTSは見せたい自分と、目をそらしたい自分のすべてを受け入れ、『完全な自分』を見つけた話を伝えようとしている」と説明した。
◇タイトル曲「ON」など全20曲
アルバムには新曲14曲を含め、計19曲が収録された。デジタル配信のみの曲を含めれば20曲になる。
タイトル曲の「ON」には、運命を受け入れて進んでいく「天命」というアルバムを貫くメッセージが込められた。CDに収録されたBTSバージョンのほかに、オーストラリア出身のシンガーソングライター、Siaがフィーチャリング参加したバージョンがデジタル配信される。
◇ソロ・ユニット曲も多彩
タイトルに含まれた「7」はメンバー7人と、デビューから7年を意味する。
序盤には昨年4月にリリースしたアルバム「MAP OF THE SOUL:PERSONA」に収録された5曲が続く。
JIMIN(ジミン)の「Filter」、JUNG KOOK(ジョングク)の「My Time」、V(ブイ)の「Inner Child」、JIN(ジン)の「Moon」などソロ曲も収められた。
ユニット曲も多彩で「UGH!」はラップライン、「00:00 (Zero O'Clock)」はボーカルラインによるもので、JIMINとVによる「Friends」、RM(アールエム)とSUGA(シュガ)による「Respect」も収録された。
所属事務所は、BTSは自分たちを世界的なスターにしたファンクラブの「ARMY」と共に与えられた道をこれからも進んでいこうとしていると説明した。
◇予約だけで400万枚突破 新たな記録に注目
新譜に対するファンの期待は大きい。国内外での予約枚数が17日時点で402万枚に達し、BTSのアルバムでは過去最多を記録した。
タイトル曲「ON」は21日午後7時の時点で韓国音楽チャートのメロンで1位を記録し、そのほかの収録曲も2位、3位、5位、6位に入った。