視聴率：『ミスター・トロット』30％突破　地上波含め全チャンネル1位

　【STARNEWS】TV朝鮮の男性演歌歌手オーディション番組『ミスター・トロット』が準決勝進出者を決める20日の放送でまたまた総合編成チャンネルの視聴率記録を更新、同日の地上波・総合編成チャンネル・tvNなど全チャンネルで放送されたテレビ番組の中で最も高い視聴率をマークした。

　20日夜10時に放送された総合編成チャンネルTV朝鮮の男性演歌歌手オーディション番組『明日はミスター・トロット』（以下、『ミスター・トロット』）第8回は全体視聴率が30.4％、広告関係者の主なターゲット指標である25－49歳の視聴率が9.0％（ニールセン・コリア調べ。全国基準）をマークし、「魔の30％」の壁を突き破る、誰も予想できなかった数字を成し遂げた。

　先週まで木曜日の全体視聴率1位だったKBS第1の夜の連続ドラマ『花道だけ歩きましょう』は同日の視聴率が21.1％（以下ニールセン・コリア調べ。全国世帯基準）で、『ミスター・トロット』より視聴率が低かった。新型コロナウイルス感染症の地方拡散もあり、『KBSニュース9』も視聴率が上昇したものの14.6％で、『ミスター・トロット』には勝てなかった。

　MBCで同日最も高い視聴率を出した『MBCニュースデスク』は5.8％で、『ミスター・トロット』に大きな差を付けられ、SBSで最も高い視聴率を記録した『瞬間キャッチ　世の中にこんなことが』も8.1％（第1部7.9％、第2部11.3％）で、『ミスター・トロット』を下回った。

　同日、JTBCで最も高い視聴率を記録した『JTBCニュースルーム』は3.7％（以下ニールセン・コリア調べ。全国世帯基準）で、その他の総合編成チャンネルであるチャネルA『ニュースTOP 10』は3.8％、MBNで最も高い視聴率を記録した『MBNニュースワイド』は3.4 ％と、いずれも『ミスター・トロット』より低かった。tvNでは同日、人気ドラマ『愛の不時着』の再放送（第16話）が最も視聴率が高い2.5％を記録、『ミスター・トロット』に大きく水をあけられた。

ムン・ワンシク記者