『パラサイト』受賞祝賀パーティーも飾ったKポップ…「A.C.E」に関心集中

【チョソン・ドットコム】ポン・ジュノ監督の映画『パラサイト　半地下の家族』（以下『パラサイト』）のアカデミー賞4冠を祝う場でKポップの公演を披露したアイドルグループA.C.E。彼らへの関心が高まっている。

　A.C.Eは今月9日（現地時間）、アカデミー賞の授賞式の後、ロサンゼルスのソーホー・ハウスで開かれた『パラサイト』受賞祝賀パーティーにてKポップの公演を行った。歌謡界および所属事務所Beat Interactiveなどが12日に明らかにした。

　A.C.Eの公演は、映画『Portrait of a Lady on Fire』を手掛け、当日のパーティーにも出席したセリーヌ・シアマ監督が写真共有ソーシャル・ネットワーキング・サービス（SNS）「インスタグラム」に一部の映像をアップしたことで広く知られるようになった。

　ビルボードやEsquireなど現地メディアも、『パラサイト』祝賀パーティーに登場したKポップ公演について、重きを置いて紹介した。ビルボードは「『パラサイト』とポン・ジュノ監督のアカデミー賞席巻で韓国映画が最多受賞者に上ったことを祝う席には、少しばかりのKポップも当然ながら含まれていた」として、大勢の観客がA.C.Eの強烈なパフォーマンスを携帯電話で撮ったり見守ったりした、と伝えた。

　2017年に「CACTUS」でデビューしたA.C.Eは、ジュン、ドンフン、ワウ、キム・ビョングァン、チャンの5人組。KBS第2テレビ『ザ・ユニット』、JTBC『ミックスナイン』など、さまざまな音楽サバイバル番組を経て実力を育んだ。

　韓国国内では認知度が比較的低いが、海外ではじわじわと知名度を上げてきた。昨年、『パラサイト』の制作会社CJ ENMが世界各国で開催する韓流フェスティバル「KCON」に参加。同年12月に米州ツアーで10都市を回り、知名度を上げた。この時の様子を見たパーティー主催者側が、「Kポップのライジングスター」と感じて渉外したという。

イ・ユンジョン記者