【ソウル聯合ニュース】俳優イ・ビョンホン主演の韓国映画「南山の部長たち」(原題)が、旧正月(今年は1月25日)連休を前に公開された韓国映画の中で圧倒的な人気を集めている。
韓国映画振興委員会の集計によると、この作品は公開初日の22日に25万2114人を動員して同日の観客動員1位を記録した。売上額全体に占めるシェアは56.1%。23日午前8時現在の前売り率も47.0%で首位を守っている。
同作は1979年を背景に、大統領の最側近で「第2の権力者」と呼ばれた情報機関・中央情報部の部長が同年10月26日に大統領を暗殺するまでの40日間を描いた政治ドラマ。主要人物を演じるイ・ビョンホン、イ・ソンミン、クァク・ドウォンの優れた演技と抑制された演出で、多くの観客に好まれている。
このほか、クォン・サンウ主演の「ヒットマン」(原題)が8万1351人を動員して2位につけた。ウェブ漫画家に転身した元情報機関のヒットマンの物語をコミカルに描いた作品。
イ・ソンミン主演の「ミスター・ズー:消えたVIP」(同)は4万5094人で3位だった。ある日突然動物の言葉を聞き取れるようになった情報機関の要員が動物たちと協力して消えたパンダを探すストーリーだ。