2020年最初の1位は日本、韓国は3位=パスポートランキング

 世界中を最も旅行しやすいパスポートは日本のもので、韓国も3位にランクインした。

 英国のコンサルティング会社ヘンリー・アンド・パートナーズが8日(現地時間)、各国・地域の「パスポート・インデックス」を発表。これは今年に入って初めて発表されたランキングで、国際航空運送協会(IATA)の資料を基に、該当のパスポートを所持している人がノービザもしくは到着ビザで入国することができる目的地の数を反映している。

 今回、日本が1位(191カ国・地域)、シンガポールが2位(190カ国・地域)で、韓国はドイツと同率で3位(189カ国)だった。

2020年最初の1位は日本、韓国は3位=パスポートランキング

 以下、イタリア、フィンランド(各188カ国・地域)、スペイン、ルクセンブルク、デンマーク(各187カ国・地域)、スウェーデン、フランス(各186カ国・地域)、スイス、ポルトガル、オランダ、アイルランド、オーストリア(各185カ国・地域)、米国、英国、ノルウェー、ギリシャ、ベルギー(各184カ国・地域)、ニュージーランド、マルタ、チェコ、カナダ、オーストラリア(各183カ国・地域)、スロバキア、リトアニア、ハンガリー(各181カ国・地域)などがTOP10入りした。中国は72位(71カ国・地域)で、北朝鮮はシリアとともに100位(各39カ国・地域)だった。

 最下位(107位)だったのはアフガニスタン(26カ国・地域)で、イラク(28カ国・地域)、パキスタン、ソマリア(各32カ国・地域)、イエメン(33カ国・地域)なども下位に属している。

 CNNは同率8位だった米国と英国が5年前の2015年にはそれぞれ1位だったとし、順位が下がり続けていると報道。欧州連合(EU)離脱問題を抱えている状況において、英国のこうした下落傾向が直ちに改善することはないだろう、とCNNは分析している。

 なお、アラブ首長国連邦(UAE)は18位で過去10年間に47ランクアップした。

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