『パラサイト』　LA映画批評家協会賞で作品賞・監督賞　ソン・ガンホは助演男優賞

　【STARNEWS】映画『パラサイト　半地下の家族』（以下、『パラサイト』）が米ロサンゼルス映画批評家協会賞（LOS ANGELES FILM CRITICS ASSOCIATION AWARDS、LAFCA）で作品賞と監督賞を受賞した。また、同映画に出演した俳優ソン・ガンホは助演男優賞を受賞した。

　11日午後（現地時間）、米ロサンゼルスで2019 ロサンゼルス映画批評家協会賞の授賞式が開催された。

　この授賞式にはポン・ジュノ監督、ソン・ガンホ、イ・ジョンウン、脚本家のハン・ジンウォン、制作会社Barunson E＆Aのクァク・シネ代表らが出席した。

　『パラサイト』はこの授賞式で作品賞と監督賞を贈られた。『パラサイト』はマーティン・スコセッシ監督の『アイリッシュマン』と競った結果、受賞の喜びを手にした。

　助演男優賞はソン・ガンホに贈られた。ソン・ガンホは『アイリッシュマン』のジョー・ペシと競ったが、ロサンゼルス映画批評家協会から助演男優賞を受賞することになった。

　『パラサイト』は来月9日のアカデミー賞授賞式を前に連日、受賞が続いている。10日の米ジョージア映画批評家協会賞授賞式で作品賞、監督賞、脚本賞、外国語映画賞の4冠に上がったのに続き、ロサンゼルス映画批評家協会賞授賞式でも助演男優賞を含む3冠に輝き、オスカー像にまた一歩近づいた。

キム・ミファ記者