【edaily】ラッパーのクラウンJによる善行が動画投稿サイト「ユーチューブ」を通じて伝えられ、話題を呼んでいる。
あるユーチューバーは2日、ユーチューブに「事故現場に駆け付けたクラウンJ」というタイトルの2分22秒の動画をアップした。このユーチューバーは該当の動画について「2020年1月1日、新年初日に(京畿道水原市)霊通入口前で事故現場を目撃し、撮影した映像」と説明。
この動画には、事故に遭ったとみられるバイク運転手を助けるクラウンJの姿が収められている。グレーのトレーニングウエアを着たクラウンJは、道路の真ん中に倒れているバイク運転手を道路脇の方へ連れていき、倒れていたバイクも起こした。
ユーチューバーは「バイクとぶつかったタクシー運転手も後ろでぼんやり立っているだけなのに、事故とは関係のない、私の隣の車から誰かが駆け出してきて、バイクに乗っていて転倒した高齢の方を助けてあげた。それがクラウンJだった」とした上で「アリ兄さん(クラウンJのニックネーム)格好いい。A!! リアルヒップホップ!! 早く復帰してほしい。待っているよ」とコメントした。
クラウンJは自身のこうした善行が知れ渡ると、「当然のことをしただけ」とコメントし、「カムバックの準備中」と近況を伝えた。
なお、クラウンJは2017年にバラエティー番組『ビデオスター』(MBCエブリワン)に出演し、マネージャーによる詐欺に遭い、5年間にわたり歌手活動を休んでいたと打ち明けた。
小学生のとき米国に渡り、永住権を得たクラウンJは、2002年に韓国籍を取得して国防の義務を果たし、話題を集めた。米国の名門カリフォルニア大学ロサンゼルス校経済学科に合格したが、歌手活動のために学業をあきらめたという。
パク・チヘ記者