女優ハン・ヘジンがイベントに欠席したことをめぐり、一審判決を不服とし、控訴する意向を示した。
ジキム・エンターテインメントは23日、「韓牛(韓国伝統の肉牛)自助金管理委員会が入札公告を出した提案書は、同委員会とSM C&C間の約束であり、明らかに当社との契約とは異なる」との立場を表明。
さらに「問題が提起された『年間3回以上イベント参加』については、ただ3回と明示されているだけで、これもまた正確なイベントの名称や日付が明示されていなかった」とした上で「報道された1回欠席に関する一審判決が出たが、当社は上記の理由で認めることができない。控訴を準備している」と主張した。
なお、ソウル中央地方裁判所は23日、韓牛自助金管理委員会がハン・ヘジンとSM C&Cを相手取り起こした損害賠償請求訴訟で「ハン・ヘジンは原告に2億ウォン(約2000万円)支払うように」とする原告一部勝訴の判決を下した。
これに先立ち、昨年1月、韓牛自助金管理委員会はハン・ヘジンおよび代理店SM C&Cと広報大使としての活動契約を結んだ。契約条件はモデル料が年間2億5000万ウォン(約2500万円)で、韓牛自助金管理委員会の広告撮影およびイベントに参加するという内容だった。しかし、2018年6月に韓牛自助金管理委員会がハン・ヘジンに秋夕(中秋節)ごろ開催される韓牛イベントに出席してほしいと要請した際、ハン・ヘジンは英国にいるサッカー選手の夫・奇誠庸(キ・ソンヨン)=ニューカッスル・ユナイテッドFC=の引っ越しを理由に出席できないと回答。SM C&Cもハン・ヘジンに契約内容を伝え、出席を求めたが、結局実現しなかった。
イ・ウジョン記者