【ロサンゼルス聯合ニュース】韓国のポン・ジュノ監督の最新作「パラサイト 半地下の家族」が、14日に発表されたシカゴ映画批評家協会賞で作品賞、監督賞、脚本賞、外国語映画賞の4冠を果たした。米芸能メディア「デッドライン」が15日、伝えた。
カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールに輝いた同作は、米国での公開とともに北米地域で著名な賞を相次いで受賞している。
ナショナル・ボード・オブ・レビュー(米国映画批評会議)賞で外国語映画賞を、アトランタ映画批評家協会賞で監督賞・脚本賞・外国語映画賞を受賞し、ロサンゼルス映画批評家協会賞では作品賞と監督賞、助演男優賞(ソン・ガンホ)に、トロント映画批評家協会賞では作品賞、外国語映画賞、監督賞に選ばれた。
複数の批評家協会賞で受賞したことから、来年1~2月に授賞式が行われる米2大映画賞、ゴールデングローブ賞とアカデミー賞での受賞にも期待が集まっている。
「パラサイト」はゴールデングローブ賞の監督賞、脚本賞、外国語映画賞の3部門にノミネートされている。