『私が死んだ日』キム・ヘス「この映画と出会ったのは運命のよう」

『私が死んだ日』キム・ヘス「この映画と出会ったのは運命のよう」

 『私が死んだ日』がクランクアップした。

 映画『私が死んだ日』は、台風が襲来した夜、遺書1枚きりを残して絶壁の端に消えた少女を追うことになった刑事ヒョンスが、少女の痕跡をたどることで始まる物語を描く。キム・ヘスのスクリーン復帰作として話題を集めている。

 短編『女子高生だ』で第10回ソウル国際映画祭最優秀賞を受賞したパク・チワン監督の長編映画デビュー作となる『私が死んだ日』は、消えた少女の痕跡を追って生きることの答えを探していく女性のストーリーの中に、繊細な表現力と深みのある感性を盛り込み、しっかりしたシナリオで早くから韓国映画界の注目を集めていた。

 11月5日(火曜)に3カ月間の大長征を終え、消えた少女を追跡する刑事ヒョンスを演じたキム・ヘスは「まだ実感がない」と述べつつ、「最後の撮影だが、終わったという感じより、奇跡のような縁と向き合うことになったときめきがある。この作品と出会い、このキャラクターと会うことになったのは運命のようだった」と、格別な愛情を示した。

 映画『私が死んだ日』は、後半の作業を経て2020年に公開される予定。

イ・ウジョン記者

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース