俳優コン・ユが30日に行われた映画『82年生まれのキム・ジヨン』の制作報告会に出席し、シナリオを読んでうるっとしたというエピソードを打ち明けた。
『82年生まれのキム・ジヨン』でコン・ユは妻ジヨンを心配し、見守る夫デヒョン役を演じる。『82年生まれのキム・ジヨン』が3年ぶりの映画出演となるコン・ユは「3年と言われなければ(それほど時間がたっていたことを)知らなかったと思う」とした上で「現場でずっと映画の撮影をしていたので、久しぶりに映画を引っさげごあいさつすることになり、とても気分がいい」と語った。
また、コン・ユは「原作ではなく、シナリオを通じ『82年生まれのキム・ジヨン』に初めて接したのだが、シナリオをふせると家族のことが頭に浮かんだ。シナリオを見て泣くことは滅多にないけれど、一人で見ながら泣いた。幸い、家に誰もいなかった。普段は親孝行もできず無愛想な息子だけれど、今さらながら母親のことが思い浮かんで電話をした。そうしたら、母が戸惑っていた」とコメント。さらに「育ててくれてありがとうと言ったら、母は笑っていた。気分がよかったようだ」と話し、ほほ笑ましいエピソードを明かした。
なお、『82年生まれのキム・ジヨン』は10月公開予定。
イ・ウジョン記者