詐欺で起訴されたMicrodot両親、検察は懲役5年および3年を求刑

詐欺で起訴されたMicrodot両親、検察は懲役5年および3年を求刑

【NEWSIS】清州地検堤川支庁が、ラッパーのMicrodot(25、本名シン・ジェホ)の父親で詐欺容疑により起訴された61歳の男性(身柄拘束)と、同じく詐欺で起訴された60歳の母親に対し、それぞれ懲役5年および3年を求刑したことが11日に判明した。

 この夫婦は1990年から98年にかけて堤川市松鶴面で牧場を営みつつ、近隣住民など14人から合計およそ4億ウォン(現在のレートで約3620万円。以下同じ)をだまし取った疑いで起訴され、裁判にかけられた。

 当初、警察は詐欺の被害額を3億2000万ウォン(約2890万円)とみていたが、検察の補強捜査の過程で被害者が増えた。検察が適用した詐欺の被害額は、父親によるものがおよそ3億5000万ウォン(約3170万円)、母親によるものが5000万ウォン(約450万円)。

 インタポールの「赤手配」にも関わらず帰国を拒否してニュージーランドに滞在していた夫妻は、韓国国内で弁護士を立てて告訴した14人のうち8人と和解した後、今年4月に突然自主帰国し、警察に逮捕された。

 父親は、同月12日に令状実質審査を経て身柄を拘束されたが、母親は、警察が申請した拘束令状を検察が棄却したため、逮捕からわずか48時間で釈放された。

 判決の言い渡しは来月1日、清州地裁堤川支部で開かれる。

イ・ビョンチャン記者

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