忠北・永同は今、甘酸っぱいブドウの世界

 韓国を代表するブドウの産地である忠清北道永同郡で、旬のブドウの味を楽しめる「永同ブドウ・フェスティバル2019」が8月29日から9月1日まで、永同郡永同邑の永同体育館一帯で開催。今年で15回目を迎えたブドウ・フェスティバルは、毎年露地栽培されたブドウの出荷時期に合わせて開催される。今年もおよそ30の体験プログラム、ブドウ・ワインなど特産物の試食・販売イベント、公演などが繰り広げられる。

 楽しい音楽に合わせてブドウを踏みながらストレスを吹き飛ばす「ブドウ踏み」イベントは、フェスティバルの名物だ。ブドウ狩り体験は、収穫時期を迎え、見事に実った新鮮なブドウを自分でとることができ、家族連れの観光客に人気だ。ウォータースライド、ウォーターエアバウンス、水鉄砲合戦、子どもミュージカル『稲妻マン』など、子どもたちのためのイベントもある。野外特設ステージやブドウ狩り体験場、ワイントンネルなどでは、バブルマジックショーやK-POPダンス、バスキングなど、さまざまな公演が繰り広げられる。

忠北・永同は今、甘酸っぱいブドウの世界

 フェスティバル会場では、最高級の永同産ブドウを通常より20-30%ほど安く購入することができ、味を見ることもできる。永同郡は、ブドウ・フェスティバルと関連付けることで地域をPRするさまざまなイベントも開催。

 永同郡の関係者は「永同ブドウ・フェスティバルは最高級の永同産ブドウの魅力を思う存分感じることができるイベント。暑い夏、家族や友人と一緒に永同で特別な思い出をつくってほしい」と語った。

永同=シン・ジョンフン記者

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