【STARNEWS】あおり運転(特殊脅迫・財物損壊・侮辱)の容疑で裁判にかけられた俳優チェ・ミンス(57)が、実刑を免れた。
ソウル南部地裁で4日午後、チェ・ミンスのあおり運転および侮辱の罪に関する1審の言い渡しがあった。
この日、裁判を受け持った同地裁刑事8単独(崔然美〈チェ・ヨンミ〉部長判事)は、チェ・ミンスに懲役6カ月、執行猶予2年を言い渡した。
チェ・ミンスは昨年9月17日午後1時ごろ、ソウル市汝矣島のある道路で、前を走っていた車を追い抜いた後、急停車した疑いが持たれている。また、相手のドライバーと言い争いを繰り広げて侮辱的な言動を取った疑いや、特殊財物損壊の疑いも持たれている。検察は、チェ・ミンスに対し懲役1年を求刑した。
裁判部は判決について「提出された証拠を審議してみると被告人の主張は信じ難く、状況を総合してみると被告人の行為は、被害者に恐怖心を引き起こすに十分な意思を持って実施した行為とみられる。被告人は反省していない」と説明した。
イ・ゴンヒ記者