ソン・スンホン「ここ数年は演技に面白さを感じる…現場に行くのが楽しい」

ソン・スンホン「ここ数年は演技に面白さを感じる…現場に行くのが楽しい」

 ソン・スンホンが、21日に開かれたtvNの月火ドラマ『偉大なるショー』の制作発表会に出席し、愉快なキャラクターを引き受けることで演技に面白さを感じていると語った。

 『偉大なるショー』は、元国会議員ウィ・デハン(「偉大なる」と同じ発音)が、再選のため問題だらけの4人きょうだいを家族として引き取る中で展開する物語を描いたドラマ。番組でソン・スンホンは、国会議員の肩書を取り戻すため「パパのコスプレ」を決心する元国会議員「ウィ・デハン」を演じる。

 ソル・ジュンソク監督は、ソン・スンホンをキャスティングした理由について「昔のシチュエーションコメディー『男女6人恋物語』のソン・スンホンの姿を思い浮かべた。もともとソン・スンホンの中にある明るくて愉快な姿と、幅広い大衆性が必要だった」として、「4月から撮影しているが、いつも明るい姿で人間的。慎重だったり重みがあったりするより、むしろこういう姿がよく似合っていて、本来の姿に近いように思う」と説明した。

 これにソン・スンホンは「一番記憶に残る作品が『男女6人恋物語』。あのころは本当に演技が何なのかも分かってなかった時代だった。台本をいただいて1週間後に演技をしろと言われた。最も純粋で、演技できていなかったソン・スンホンの姿だが、当時があって今があるというように思う」と語った。

 またソン・スンホンは、最近のイメージチェンジについて、かなり悩んだとして「すごく慎重だったり重たかったりするイメージを持たれることについてかなり悩んだ。けれど最近数年の間にドラマ『プレイヤー』のような軽い演技に、面白さをかなり感じている。『偉大なるショー』も軽く力を抜いた演技ができて、現場に行くたびに楽しい。20代、30代のソン・スンホンより今の現場が面白い。20代のころにこういう感じがあれば、もうちょっといい俳優になれたんじゃないかという気もした」と語った。

 tvNの新月火ドラマ『偉大なるショー』は、今月26日(月曜)夜9時30分から放送スタート。

ハ・ナヨン記者

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