原州にダンスの嵐、ダイナミック・ダンシング・カーニバル開催

 「アジアのリオ」とも呼ばれる江原道原州市の「ダイナミック・ダンシング・カーニバル」が9月3日から8日にかけて、原州のタトゥ公演場や原一路一帯で開催される。

 今年の「ダイナミック・ダンシング・カーニバル」には歴代最多の130チーム、1万1000人のダンサーたちが参加し、イベントを盛り上げる予定だ。カーニバルのハイライトはダンシング・パレード。タトゥ公演場に設置された120メートルの特設ステージや原一路で繰り広げられ、参加チームはさまざまな小道具を使用し、個性あふれる演出で最大5分間、華やかなパフォーマンスを披露する。カーニバルの中の小さなカーニバルである「フリンジ・フェスティバル」にも注目すべきだ。「フリンジ・フェスティバル」は国楽やストリートダンス、ミュージカル、演劇、マイムなど、さまざまなジャンルの芸術家たちが参加する小さな公演フェスティバルだ。イベント期間中、タトゥ公演場のフードステージや中央路文化の通りで繰り広げられる。

原州にダンスの嵐、ダイナミック・ダンシング・カーニバル開催

 文化イベントも多彩だ。開幕日に当たる9月3日には、1000人の市民合唱団が国楽人イ・ボングンの先唱により「アリラン」を歌う。また、4日には「真夏の夜のクラシック」をテーマに原州青少年交響楽団と声楽家ソ・ジョンハク、パク・ヘジンによる公演が、5日には第36師団軍楽隊と歌手Aileeによる公演が繰り広げられる。6日は国楽人ソン・ソヒ、コ・グムソンがステージに上がり、国楽で市民を楽しませる。

 イベント期間中、タトゥ公演場駐車場や若さの広場一帯では、家族連れなど観光客のための子ども安全ミュージカル『助けて、安全マン』が上演され、雲をテーマにした「想像遊び場」なども運営される。ウォン・チャンムク原州市長は「世代や国境、文化の境界を越えた、さまざまな形態のパレードを実施し、観客と参加者が一つになる疎通のフェスティバルにしたい」と語った。

原州=チョン・ソンウォン記者

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