独島の船着き場に、観光客が手紙を送ることができるポストが設置される見通しだ。現在、独島には東島独島警備隊の幕舎前にポストが一つあるが、一般人は利用できない。
文化財庁が7月9日に発表したところによると、文化財委員会は最近、慶北地方郵政庁が独島へのポスト設置のために申請した独島天然保護区域(天然記念物第336号)現状変更を審議し、条件付きで可決したという。
専門家たちは書面による検討意見書で「文化財の景観にやや影響を与える可能性があるが、設置しようとしている位置は人為的に造成したコンクリートエリア。象徴的意味のある事業として施工するのが妥当だ」と評価した。
ただし、接岸エリア内のどこにポストを設置するのかはまだ決まっていない。文化財委員会は高さ1.4-1.5メートルのポストを置く候補地3カ所を検討し、位置と規模は文化財庁が最終的に検討した後、施工することに決定した。
文化財庁の関係者は「全体的に赤いポストに独島のイメージが入る予定。鬱陵島から独島に向かう最後の船がポストの郵便物を集荷する予定だと聞いている」と語った。さらに「早ければ来月、独島の船着き場にポストが設置される」と話した。