薬物使用で逮捕・起訴された人気グループJYJの元メンバーで、歌手・俳優のパク・ユチョン被告(33)に懲役10月、執行猶予2年の有罪判決が言い渡された。
判決はパク・ユチョン被告の麻薬類管理法違反に関する裁判の判決宣告期日だった2日午前、水原地裁刑事第4単独で言い渡された。同被告は元交際相手で南陽乳業創業者の孫にあたるファン・ハナ被告と3回にわたり覚せい剤1.5グラムを購入、このうちの一部を7回にわたり使用したとして起訴されていた。
裁判官は同日、パク・ユチョン被告に懲役10月、執行猶予2年と追徴金140万ウォン(約13万円)を言い渡し、保護観察と薬物治療を指示した。
覚せい剤の成分は同被告の脚の毛から検出された。同地裁判事は「被告の供述や薬物鑑定書など、犯罪事実のすべてで有罪と認められる。麻薬類の犯罪は中毒性があり、個人的・社会的弊害が深刻なので厳しく処罰しなければならない」と述べた。
だがその一方で、「被告は逮捕後、犯行を認めて過ちを反省する態度を示したほか、初犯であることや、2カ月間以上拘束されて反省の意思も見せた。これをかんがみて保護観察と治療を要すると判断した」と述べた。