『EXIT』のイム・ユナが、体力クイーンに選ばれた。
ソウル市江南区の映画館「狎鴎亭CGV」で27日、映画『EXIT』の制作報告会が開かれ、演出を担当したイ・サングン監督をはじめ俳優チョ・ジョンソク、女優イム・ユナが出席した。この日の制作報告会では、指差し方式でトークが進められ、「最も体力にすぐれた人」を訊ねる質問では「イム・ユナ」が選ばれた。
チョ・ジョンソクは「この映画の準備をしながら、僕も体力的にかなり準備した。クライミングや壁上りの場面もあるので自分なりに準備したけれども、撮影していてユナの様子に驚いた。体力的に、本当に素晴らしかった。僕よりも早くて、戸惑ったこともあった」「走ってる場面を見ると、ハードル走の選手かと思う。僕は飛び越えるのも難しかったのに、それをやってのけた」と感嘆の評を語った。
イ・サングン監督も「しっかりしたパワーが感じられた。長年のキャリアが醸し出す、そういうのがあるのかと思った。アクションも代役なしでほとんどこなした。クライミングのような場合も、本当に力尽きるほどなのに本人が上っていって、手がぷるぷる震えてもいたり。ありがたくて、俳優として尊敬に値する」と語った。
これにイム・ユナは、「過大評価されてるような」と述べつつ「本当にたくさん走ったように思う。毎日走り続けて、ワイヤーを付けてやったけど、この作品を選んだときは体力的にできるのか悩んでいた。そばでヨンナム(チョ・ジョンソク)兄さんが本当に男らしく、明るく、一緒にやってくれたので、くたびれてしまう暇がなかった。監督さんにもいつもチェックしていただいて、なだめていただいて、安全を担当してくれた方も一緒にやってくれて、しっかり撮影できた」と、周囲の助力を評した。
映画『EXIT』は7月31日公開。