韓国検察、B.I薬物疑惑をソウル中央地検強力部の担当と決定

B.I
韓国検察、B.I薬物疑惑をソウル中央地検強力部の担当と決定

 YGエンターテインメントとの専属契約を解除された歌手B.I(22、本名:キム・ハンビン)に関する薬物疑惑および捜査もみ消し疑惑をめぐり、韓国検察が事件をソウル中央地検強力部(部長:金泰権〈キム・手グォン〉部長検事)に割り当てた。

 韓国検察が21日に明らかにしたところによると、ソウル中央地検は、歌手B.Iの薬物疑惑に関する公益通報事件を強力部に割り当てた。

 検察は、京畿南部地方警察庁で現在捜査が進んでいる点を考慮し、今後警察から検察へ事件送致がなされた場合に、捜査を展開することとした。警察の捜査結果と内容に目を通した後、強制捜査に乗り出すかどうかなどを決めたいという趣旨だ。

 これに先立ちパン・ジョンヒョン弁護士は今月4日、B.Iの薬物疑惑を暴露した「A氏」の代理として国民権益委員会へ公益通報を行った。A氏は、2016年8月に薬物乱用の疑いで検察から取り調べを受けた当時、B.Iが関連容疑で捜査線上に浮かんだにもかかわらず、当時警察とYGの癒着のせいで捜査がもみ消されたという疑惑を提起した。

ナ・ウンチェ記者
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