韓国映画として初めてカンヌ映画祭の最高賞「パルム・ドール」に輝いた『パラサイト』が、公開まであと三日となる中、前売率トップを記録している。
今月30日公開の『パラサイト』の前売率は現在41.6%で、首位に立っている(27日午後3時現在、映画振興委員会・映画館入場券統合ネットワーク調べ)。前売の観客数は8万8106人。なお『アラジン』は前売率19.6%で2位に後退した。
『パラサイト』は、『母なる証明』以降『スノーピアサー』、『オクジャ』などグローバルプロジェクトに力を注いできたポン・ジュノ監督が、再び韓国映画界に復帰して手掛けた作品。互いに異なる二つの家族で展開する事件を描いた映画だ。第72回カンヌ国際映画祭で、韓国映画としては初めてパルム・ドールを受賞し、映画界内外の関心を集めている。