女優ハン・ジソンがタクシー運転手や警察官に暴力を振るい、罰金刑と執行猶予を言い渡されていたことが判明したことを受け、ハン・ジソンとはどういう人物なのかに関心が集まっている。
ハン・ジソンは1994年生まれで、数え年25歳の女優。漢陽大学演劇映画学科出身で、2014年にKBS第2テレビのドラマスペシャル『スニーカーを履いた新婦』の端役でデビューした。
その後はドラマ『Kill Me, Heal Me』、『88番地~恋愛シンドローム~』、『ウチに住むオトコ』、『ミッション・ボディーガード』、『黒騎士~永遠の約束~』、『花遊記』、『裸足のディーバ』などに出演した。
現在は、今月6日から放送が始まったSBS『初対面で愛してます』にて、T&Tモバイル代表理事シム・ヘヨンの秘書モ・ハニ役を演じている。しかし、ハン・ジソンが昨年タクシー運転手に暴力を振るった問題が発覚したことで、視聴者らは同番組からのハン・ジソン降板を要求している。
今回の件では、23日にチャンネルAが「ハン・ジソンが昨年9月にタクシー運転手に暴力を振るい、派出所でも見苦しい行いをした」と報じていた。
当時ハン・ジソンは、ソウル市江南区のある映画館前に停まっていたタクシーに乗り込んで、運転手のAさん(61)のほおを殴り、魔法瓶で頭などを叩いたりした。当時泥酔状態だったハン・ジソンは、自分が希望する場所に行かないといって暴力を振るったといわれている。
ハン・ジソンはAさんをののしって暴力を振るった上、車から降りた後部座席の乗客を突き飛ばして腕をひっかき、さらに自分を連行した警察官の頬を数回殴り、ほかの警察官の腕にかみつき、足を蹴飛ばしたともいわれている。暴行に公務執行妨害の容疑まで追加されたハン・ジソンは、裁判で罰金500万ウォン(約46万円)、執行猶予1年を言い渡された。