歌手の桂銀淑が、薬物に手を染めた過去を振り返りつつ反省した。
15日午後、ソウル市麻浦区新水洞の西江大学メリーホールで、桂銀淑の新フルアルバム『Re:Birth』のリリース記念先行公演が行われた。
1982年に韓国を離れて日本での活動を始めた桂銀淑は、80年代から90年代にかけて、日本で「演歌の女王」として君臨した。しかし2007年、薬物関連の容疑で日本から追放され、15年には韓国国内で再び薬物乱用の事実が発覚、衝撃を与えた。
これについて桂銀淑は「かつて会社の問題、マネージャーの問題、財産問題が一度に押し寄せ、めちゃくちゃになった。借金のせいで財産が全部持っていかれて、苦しい状況だった。そのとき、本当にしてはいけないことをした。薬物だった」と語った。
さらに「薬物をやって、半ばおかしくなっていた。失語症にもかかっていた。大量の薬物を使ったわけではなかった」「大量の薬物を使ったのではなく、精神的なショックで理性を失っていた時期だった。自分自身に腹が立ち、失望した」と反省した。
『Re:Birth』は、桂銀淑がこれまでの人生を振り返りつつ、そっと聞かせてくれる自分自身の物語を収めたアルバム。15日午後6時から、各種音源サイトを通してリリースされる。